| 2007年4月26日～30日まで「2007長崎帆船まつり」が開催され、”海の貴婦人が共演する港の祭典”と銘打って長崎水辺の森公園、松ヶ枝国際観光埠頭、出島ワーフ周辺で華やかに行われた。海上イベントの入港パレードから始まり、セイルドリル（一斉展帆）、船内一般公開、体験クルーズ、ヨット体験クルージングなどが行われた。陸上イベントでは手旗信号実演、手旗・ロープチャレンジ教室、帆船なんでも相談、船のペーパークラフト教室などが開催された。また水辺の森公園の新鮮市では長崎の新鮮で美味しい農産物の販売が行われ大勢の人が買い物を楽しんだ。 |
【地図】
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海王丸（ＫＡＩＷＯＭＡＲＵ）出港
そして30日には出港セレモニーが行われ、今後の航海の安全と再会を祈って「ごきげんよう！」の掛け声で帆船を見送った。空には霞みが掛かっていて視界があまり良くなかったが海王丸の出港のようすを写真に撮った。
観光で有名なグラバー邸がある南山手をバックに、長崎港を出港する海王丸。見送りの小型ボートが並走して小旗を振っている。 |
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海王丸（ＫＡＩＷＯＭＡＲＵ）出港
天気はあいにくの曇り日、空色も海の色も鉛色で残念だが、頻繁には無いシャッターチャンス。仕方がない。
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港を見下ろす山の上に建つ、最近できた大型マンション群。マンションを横目に女神大橋へと向かう海王丸。 |
帆船のバックの風景には、稜線が連なる緑の山々が良く似合う。明治時代の古写真のようだ。もうすぐ女神大橋。
【海王丸データ】
所属：独立行政法人 航海訓練所
全長：110.09ｍ 全幅：13.80ｍ マスト高：約50ｍ 喫水：6.58ｍ 総トン数：2556ｔ 建造年：1989年
| 日本丸とは姉妹船で形も大きさもほぼ同じ。1930年に進水した初代海王丸が老朽化したため、1989年、国の補助金のほか民間からの寄付を募って、現在の二代目が新造されたとのこと。優れた帆走性能を備えており、現在は船員養成のための訓練航海のほか、一般人を対象にした体験航海も実施しているとのことです。 |
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女神大橋に差し掛かる海王丸。橋の上には大勢の人が海王丸を見送っている。見送りの人たちが蟻のように小さく見える。 |
女神大橋の上には端から端まで大勢の人が見送っている。海王丸は女神大橋をくぐり、外海へと出て行く。「ごきげんよう！海王丸」。
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